熱帯魚は生き物ですので、数値はあくまで参考程度としてお考えください。
ペルヴィカクロミス・プルケールは古くから「ペルマトクロミス」や単に「ペルマト」と呼ばれ、親しまれてきたドワーフシクリッドです。 Pelvicachromis属の中で最もポピュラーな種類で東南アジアを中心に養殖され、安価で入手する事ができます。 南米のアピストグラマの仲間に比べるとやや地味に見えますが、オス、メス共に婚姻色が美しく、人気の高い魚と言えます。雌雄の判別は主にオスはメスよりも一回り大きく育ち、背ビレと臀ビレが大きくなります。 メスはオスよりも1回り以上小振りな場合が多く、腹部が艶やかなピンク色に染まり、抱卵するとお腹も 大きくなるため、充分に成熟した個体は容易に判別することができます。 繁殖はケーブスポウナーと呼ばれる洞窟産卵型の方法で一度に100~150個前後の卵を産み、親が守り育てます。 稚魚はブラインシュリンプを食べられるため、育てるのは容易です。 広めの混泳水槽では知らないうちに産卵し、子供をつれた微笑ましい姿を目撃することもあります。