水温、pHは最適な値と共に、()の中にある値は飼育可能な適応範囲を表しています。
熱帯魚は生き物ですので、数値はあくまで参考程度としてお考えください。
熱帯魚は生き物ですので、数値はあくまで参考程度としてお考えください。
旧“エキデンス”と呼ばれていたシクリッドの中では大型になる種類です。 体高と共に体幅もある魚の為、サイズよりもボリューム感を感じさせてくれます。 中型のシクリッドは気の強い種類が多く存在しますが、本種は温和な魚で協調性も悪くありません。 ある程度、サイズを揃えて飼育すれば色々な魚との混泳も楽しめます。繁殖も比較的容易な魚で、産卵はアピストグラマの仲間がケーブスポウナーに対し、本種は オープンスポウナーと呼ばれる石の上や幅の広い水草の上に産卵します。 NHKの番組で本種が落ち葉の上で産卵を行い、外敵が来ると落ち葉を咥えて逃げる様子が紹介されました。 雌雄の判別は他のレタカラ同様、背ビレと臀ビレの形で行うことが可能です。 稚魚の育成も孵化して間もないブラインシュリンプを食べられる為、育成も容易に行えます。
現地採取の個体やブリードの個体が流通しますが、どちらかと言うと地味な魚の為、あまり見かける事の少ない魚と言えます。 飼育自体は容易な魚で水温、水質共に特別な事は必要なく、餌も生餌から人工飼料まで何でも良く食べます。 温和な魚ではありますが、口に入ってしまうような魚は食べてしまう為、同じくらいのサイズの魚と混泳されるのが良いでしょう。 幼魚の間は体表の黒いラインが途中で途切れていますが、成長と共に尾ビレの付け根まで繋がる事が多いようです。