水温、pHは最適な値と共に、()の中にある値は飼育可能な適応範囲を表しています。
熱帯魚は生き物ですので、数値はあくまで参考程度としてお考えください。
熱帯魚は生き物ですので、数値はあくまで参考程度としてお考えください。
ゴールデン・ドイツラムはドイツラムの黄化個体を固定化したものです。 餌の影響で白っぽい個体と黄色味の強い個体がいますが、体色は与える飼料によって若干、変化があります。 黄化個体と言う事以外はドイツラムと同様です。繁殖も難しくなく、産卵はオープンスポウナーと呼ばれる石の上や幅の広い水草の上に産卵します。 雌雄の特徴は、オスはメスと比較して体高が高く、青色や赤色の発色が美しい、背ビレや臀ビレが大きいと 言った特徴があり、メスは小ぶりな個体が多く、腹部が婚姻色によりピンク色に染まります。 卵はアピストグラマの仲間よりも小さく、生まれてきた稚魚は最初からブラインシュリンプを食べられない 場合も多く、沢山繁殖させたい場合はインフゾリアや鶏卵の黄身などを初期飼料として与える必要があります。
ドイツラムは養殖されている魚であり、水温、水質共に幅広い範囲で飼育可能です。 繁殖をさせたい場合は弱酸性の軟水の飼育が好ましいといえます。 本種に限らず、小型シクリッドの仲間は亜硝酸濃度の増加に弱く、水質の悪化により松かさ病やポップアイ症などに 罹りやすくなる為、充分に濾過の効いた水槽で定期的な水換えを欠かさずに行うことが大切です。 飼育をする際には充分に濾過の効いた水槽で飼育することができればそれほど飼育は難しいものではありません。 美しく、小さな水槽でも飼育が楽しめる為、卓上アクアリウムの主役として最適です。