熱帯魚は生き物ですので、数値はあくまで参考程度としてお考えください。
ラミレジィはいくつかのバリエーションが存在し、その中でも美しく、人気の高いのがこのドイツラムです。 ドイツラムの特徴は通常のラミレジィと比較して寸詰まりの体形で赤や青の発色が美しい種類です。 ドイツで繁殖させた個体が元となっている為、ドイツラムと言う名称ですが、ヨーロッパブリードや 国産物も多く出回っている人気の熱帯魚と言えるでしょう。 アピストグラマの仲間ではありませんが、東南アジアで養殖されているラミレジィは単に「アピスト」と 言うインボイスネームで売られている事もあります。繁殖も難しくなく、産卵はオープンスポウナーと呼ばれる石の上や幅の広い水草の上に産卵します。 雌雄の特徴は、オスはメスと比較して体高が高く、青色や赤色の発色が美しい、背ビレや臀ビレが大きいと 言った特徴があり、メスは小ぶりな個体が多く、腹部が婚姻色によりピンク色に染まります。 卵はアピストグラマの仲間よりも小さく、生まれてきた稚魚は最初からブラインシュリンプを食べられない 場合も多く、沢山繁殖させたい場合はインフゾリアや鶏卵の黄身などを初期飼料として与える必要があります。