水温、pHは最適な値と共に、()の中にある値は飼育可能な適応範囲を表しています。
熱帯魚は生き物ですので、数値はあくまで参考程度としてお考えください。
熱帯魚は生き物ですので、数値はあくまで参考程度としてお考えください。
ラスボラ・ヘテロモルファは古くから熱帯魚として親しまれている東南アジア産のコイ科の熱帯魚です。 体表にある模様が三味線のバチに見えることから、ラスボラ・バチとも呼ばれることがあります。 近年になってラスボラ属からTrigonostigma属に変更されていますが、流通するインボイスネームはラスボラとして流通しています。繁殖はコイ科の魚は水草の茂みなどに卵をばら撒くタイプが多いですが、本種は平たい葉の水草などの裏側に卵を産み付ける習性があります。 成熟すると雄の色は濃くなり、雌は抱卵により腹部が大きくなるため、判別は比較的容易にできます。
ラスボラの仲間は低い水温を好む種類が多いですが、その反面、白点病やコショウ病にもなりやすい為、 最初は高温で飼育し、水槽に慣れてから水温を下げるほうが好ましいと言えます。 水質については特に気にすることはありませんが、弱酸性の軟水を用意して飼育するほうが病気になり難く発色も良くなります。 餌は慣れれば何でもよく食べ、人工飼料や冷凍飼料など色々と与えて育てると良いでしょう。