熱帯魚は生き物ですので、数値はあくまで参考程度としてお考えください。
クラウンローチは古くから熱帯魚として親しまれているで日本にも生息するアユモドキの仲間です。 赤く染まる鰭と体表のバンド模様のコントラストが美しく、熱帯魚らしい熱帯魚と言える魚で今も昔も高い人気を誇っています。最大で30cmほどまで成長し、稀にMAXサイズの個体が輸入されますが、流通する個体の多くは3~5cmほどの幼魚で 12~15cmほどで成熟し産卵するようになると言われています。 水槽内のMAXサイズもこの位と考えてよいでしょう。 日本に輸入される本種のほとんどは日本のウナギと同様に産卵期に小さな稚魚を川から採取し、現地で蓄養する 形で出荷サイズまで出荷できる大きさまで育てられた個体が輸入されます。
餌は糸ミミズなどの活餌や赤虫やミジンコなどの冷凍飼料を好みますが、慣れればフレークフードなどの人工飼料まで何でも良く食べ飼育は容易です。 輸入されて間もない個体は白点病にかかりやすく、最初は水温を高めにして飼育するほうが白点病の予防に効果的です。南米のコリドラスなどと比較するとやや気の強い面があり、協調性は悪くありませんが、鰭の長い魚は鰭を噛られるようなこともあります。 また、積極的ではありませんが巻貝を食べることでも知られており、水槽のスネール退治にも効果があります。